第1話

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  兄さんが近寄りいきなり怒鳴る!!   「てんめぇ!!ここまで付いてきて、何で止めやがる!!」       ん?       死のカウントダウンを刻んでいた太一はカウントを止め不思議に思った。   何故、この見るからにヤンキーで、ちんぴら予備軍だろうと推測できる兄さん‥ 略して『兄ヤン』は 僕が付いてきていると分かったんだろうか?     兄ヤン 「俺も暇じゃぁ無いんだ!!さっさと付いてこい!! チクショウ!! 急いでいるのにとんだ回り道になっちまった!!」     と言いながら兄ヤンは車に乗り僕を先導してくれた‥     曲がる度にテールランプが五回点灯する…         ツ・イ・テ・コ・イ…       と言わんばかりに…     後で聞いた話だが あの道の先には郵便配達員は絶対に通ってはいけない、 若しくは通れない秘密があるらしぃ…     もし、配達員を見掛けたら必ず先導しなければならないと町ぐるみで取り決められているようだ。     太一はとても気になったので有休を使い再びあの道へ向かった…       そう…秘密の〇〇ショーに投稿すべく…     みの〇〇たに知ってもらいがたい為に‥       太一は静かにティシュを片付け、床(とこ)につく‥ 明日、秘密を暴いてやる!!   と呟いて…                 量産型ぺりゑ
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