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「もう、浩輝は素直じゃないんだから」
「……」
冷ややかな視線を送ったらコイツはうっとりとした表情を浮かべる。
「可愛いね、浩輝♪」
「………いや、うん。もういいよ…」
後ろから抱きついて俺の頬をつつくこいつに抵抗を止めて大きくため息をつく。
「え!一緒に映画行ってくれるんだ?ありがとう!」
「は!?」
「だっていいよって今言ったよ」
「ちが…そんな事一言もってかそれは承諾してない!」
「嬉しいな、初デートだね、浩輝」
ニコリと満面の笑顔で笑うコイツの頭を、だれかどうにかしてください。
絶対どっかに頭のネジ落ちてるから、しめ直してやって誰か!!
こうして、変な変態につきまとわれる俺のハチャメチャな生活は続くのでした…(泣)
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