正月パニック

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吉沢はみるみるうちに険しい表情になり所在なさげな手を握り込むと小さく舌打ちしてから体を離す。 私はというと、美香ちゃんの声で現実に引き戻され今からやろうとしていた行為に思いっきり赤面するとその場で顔を覆ってのたうちまわった。 結局その後恥ずかしさに耐えきれず、私は吉沢の部屋を飛び出して美香ちゃんの部屋で早々に眠ってしまった。
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