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「お二人共…アルベルとは見知った関係だったのですか?」
アルベルが去った後、ベルがその口を開いた
「まぁ…な」
そう言ってラファエルは暗い表情になる
「…済まないが君達、今日は解散してもらえるかい?」
「ソル、俺達も帰るぞ…」
ルシファーが言うと、ラファエルとソルがその場を去ろうとするが…
「…待ってください」
その場に居たアリューゼが口を開いた
「君は…」
「俺はアリューゼっていいます。アイツのパートナーをやってます」
そう言った後、アリューゼは間髪入れずに言葉を繋げた
「アイツと…アルと何があったんですか?どうしてアイツがあんなに…」
「そうか…君は、アル君のパートナーなのか…」
「教えてください…アイツと何があったのか…なんでアルがあんなに怒っていたのか…」
まだ出会ってから数日…だが放っておくわけにもいかなかった…
パートナーとして…知っておきたかった…
それは好奇心やアルベルのことを詮索したいとかそういう訳ではなく、パートナーとして本気で心配だったから…
そう思ったからアリューゼはルシファーとラファエルに問い詰めた
「ルシファー…」
「そうだね…話しておく必要があるみたいだからね…」
ルシファーが力無く頷く
そして、アリューゼ達はルシファーとラファエルに、アルベルのこと、アルベルと二人の間に何があったのか知ることになる…
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