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第8章終戦去らばイ-47潜
《呉の海軍司令部は天武隊の出撃で、5隻を撃沈し、多々良隊では 区逐艦相手に見事生還し、警戒厳重の米軍の包囲網を抜け、合計8隻を撃沈した 折田善次 海軍少佐を7月1日付けで海軍潜水学校教官に 任命為れ、イ-47潜を去る事に。》
【折田】
「副長! お前に俺の後任を嘆願為たんだが!司令部の奴ら後任をもう決めてたらしい、悪いがよろしく頼む!」
【大堀】
「艦長! 心配無く 後は任して下さい!」
【折田】
「悪いな!」
【大堀】
「艦長!は人が良いから、心配しすぎです。」
【折田】
「皆んな! 元気でな」
【大堀】
「折田艦長に 対し かし~らなか」
【イ-47潜全員】
「気を付け!」
《全員が寂しく見つめる中 折田は去って行った。》
【大堀達】
「か 艦長…」
【ツネキチ】
「う うっ…」
【折田の教えは潜水学校に受け継がれそして今日、海上自衛隊に受け継がれている。】
【写真は イ-47潜甲板で訓辞する折田艦長】最前列は回天塔乗員達 最左側は大堀副長達
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