第1章金剛隊編成

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【菊水隊に続き、西太平洋泊地を攻撃する為 新に金剛隊が編成された。】 イ-56潜が昭和19年12月21日南方ホーランディア方面へ出撃した。 折田のイ-47潜は12月25日大津島を出撃した、作戦海域はホーランディア方面だ。 その後12月30日、イ-36 イ-53 イ-58潜がパラオ、グアム方面へ出撃。 翌昭和20年1月9日イ-48潜が、 ウルシーへ出撃した。 伊号潜6隻での出撃だ 菊水隊同様各4名ずつ乗艦した。 【イ-47潜は】 川久保輝夫 中尉 原篤朗 中尉 松村実 上等兵曹 佐藤勝美 一等兵曹 の4名だ。 【川久保】 川久保輝夫中尉以下3名は昭和19年12月25日付けで イ-47潜に回天搭乗員として、乗艦を命ぜられ、乗艦することを申告為ます。 【折田】 まあ、皆さん、姿勢を楽にして下さい、当イ-47潜の艦長の折田です、彼が副長の大堀正 大尉です。 【大堀】 皆さん ご苦労様です、これから 艦内にて 居室及び艦の案内を為ます、着いて来てください。 折田達は軍人だが、言葉使いは気を使った 命を捨てて日本の為に戦う、心粋に敬意感謝していたからだった。 【大堀】 川久保 原 両中尉はこちらの居室を…松村 上曹 佐藤一曹は下士官ですのでこちらの居室を使って頂きます。」 実は菊水隊同様同じ居室を使った。 【佐藤一曹】 ありがとうございます。 【松村上曹】 ありがとうございます 大切に使わして頂きます。 【写真左より】 松村上曹 川久保中尉 原中尉 佐藤一曹 大津島にて出撃記念撮影【S19 12 23】image=47804071.jpg
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