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第3章ホーランディア泊地攻撃
・・・《イ-47潜は昭和20年1月11日ニューギニア西部のフンボルト湾の北約50海里に位置為ていた》
【折田は先ず付近の哨戒をしホーランディア泊地の敵艦船を補足 泊地内は約50隻程が確認された 本日未明に作戦開始と決定】
【翌20日午前0時30分浮上した。】
【折田】
只今より! 回天塔乗準備及び乗艇開始
回天塔乗の為 直ぐ様整備士により、点検を開始 異常無し!を確認して先ずは、4号艇の佐藤一曹が乗り込む、ハッチごしで一言
【佐藤】
皆さん!大変親切かつ無事に目的地迄運んで頂き、感謝の一言で有ります!それでは行きます
【次は3号艇の村松上曹が乗り込む】
【村松】
皆様の 親切 ありがとうございました。 見事敵に命中して見せます! では!
【敬礼!】
【次は2号艇の原中尉が乗り込む!原中尉は先ず感謝の意を述べ次に…】
【原】
皆様より!先に行って待ってます、イ-47潜に栄光あれ!では 行きます!
最後に川久保中尉が1号艇に…するとグアム沖で助かった陸軍兵士達が「川久保中尉達に良くして頂きありがとうございました!御武運御祈り致しております! 助かっ命が有る限り皇国の為 敵と戦い皆様の分まで頑張ります。泣…」
【川久保】
そんなに 死に急がなくてもいいぞ!帝国陸軍軍人として恥ずかしく無い様に…祖国日本の為になる様!努力せよ!いいな!
【陸軍兵士】
泣… は はい!了解致しました!
【川久保】
では 皆様イ-47潜に栄光あれ! 行って参ります。
【折田】
《・・・・・全員!敬礼!》
【大堀】
総員配置つけぇ! 潜航潜望鏡深度!
午前01:00に静かに沈んで行った。
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