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昭和20年1月12日午前4時15分 折田は川久保達との別れが…
【川久保】
折田艦長 兄達を宜しく頼みます、それでは お別れです!では行きます!
【折田】
「……1号艇発進!」
【松村上曹】
「準備ヨシです! それではお別れです!皆様お元気で! 行きます!」
【折田】
「… … 3号艇発進!」
【佐藤一曹】
「皆様聞こえますか? こちらは元気です! 大物に当たってやります!それでは行きます!」
【折田】
「うっ~ 4号艇発進!…」
【原中尉】
「御世話になりありがとうございました!それでは行きます!」
【折田】
「う うっ…2号艇発進!悲 …」
《発進と同時に皆か「大日本帝国万歳!」と絶叫していくのを聞いた! 聴音室のスピーカーからも一部の水兵達は聞き涙した…》
【午前5時12分】
ホーランディア泊地方向の水平線上に橙色の大きな閃光が噴出! その直後 敵の救助を求める電文が平文で発信為れた為 折田は「1発 命中確認!
【折田】
「機関室 急速潜航 深度90m」
【折田】
「操舵室 とり~かじ 進路北北西」
【操舵手】
「とり~かじ! よ~そろ~!」
【折田】
「通信手 艦内放送に切り替えてくれ!」
通信手「了解しました!」
【折田】
「敵攻撃1発命中 敵は大混乱を 予想作戦成功す 只今より母港 呉に帰港する! 総員配置つけ!以上…!」
【昭和20年1月31日 イ-47潜呉に帰港する】
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