111人が本棚に入れています
本棚に追加
第4章多々良隊編成
【昭和20年3月 沖縄戦が始まる】
《イ-47潜の折田達は呉で束の間休息をし、一路 山口県光市に有る回天光基地へ向け出航し、イ-44 イ-56潜が待機 3隻が合流した。》
【今度の攻撃隊は多々良隊と 言った。】
イ-47潜には今回は6名 つまり、回天を6基搭載である。2,4号艇は艦内から交通筒を通り艇内へ行ける様にした為浮上為なくても良くなった。
航行艦を攻撃出来る洋上攻撃が可能に成った。
イ-47潜には柿崎中尉(海兵72)前田中尉(海兵72)古川上曹 山口一曹 新海二飛曹 横田二飛曹の6名だった
多々良隊は昭和20年3月29日に光基地を出撃した。沖縄戦に集結している米艦隊を攻撃する為。
回天塔乗員達は活気付いている!しかし折田は相変わらず軍医長の世話に…
【柿崎】
「折田艦長早く沖縄戦参加させて下さい!」
【折田】
「馬鹿もの!ばしっ!貴様!自分の命をなんだと心得るか!」
折田は複雑な気持ちだった! 確に人命を賭けた誘導魚雷は犠牲が少ない…だが…その橋渡は嫌だ!せめて100%命中なら… しかし 菊水金剛合わせて25%の命中率だ こいつらの命を無駄にしたく無い!
だが 米軍も馬鹿では無い凄まじい防衛線を張っていた!
出撃したその日の午後4時過ぎ其れは始まった!
【光基地にて出撃記念撮影】
前列左より 横田二飛曹 山口一曹 前田中尉 折田艦長 三輪司令 柿崎中尉 古川上曹 新海二飛曹
最初のコメントを投稿しよう!