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第5章イ-47潜の危機
《敵は予想通り待ち構えていた。その日の午後4時過ぎ其れは、日向灘沖を北上する、米海軍機と遭遇!》
【折田】
「急速潜航深度90 機関最大船速 とりか~じいっぱい!」
日頃の訓練の成果が試された!…無事かわし30日午前2時半頃 種子島 東方25海里で艦影2を補足したが…
【折田】
「急速潜航深度80 機関微速 舵その~まま!」
【聴音士】
「艦長! 大変です!艦影こちらに来ます!きずかれました!」
【折田】
「機関停止」
艦内「……………………………………………
【聴音士】
「距離500 400 300 あ!!!
【折田】
「どうした!」
【聴音士】
「爆雷です!艦尾 7時の方向 ふた~つ!」
ド~ガ~ン ド~ガ~ン
爆雷が投下された! するとシュルシュルシュルシュルシュルとスクリュー音
【聴音士】
「また 来ます! 感3 4 5」
ド~ガ~ン ド~ガ~ン
【折田】
「とりかじいっぱい! 水中全速!」
シュルシュルシュルシュルシュルシュル
【聴音士】
「直上通過 爆雷 来ます!」
ド~ガ~ン ド~ガ~ン
《イ-47潜乗員達は皆やられる!と………
艦内の床がグラグラ揺れる全員しがみつく》
シュルシュルシュルシュルシュルシュル
【聴音士】
「艦首右 感4 5」
ド~ガ~ン ド~ガ~ン
《イ-47潜はミシミシミシっと艦が音をたて電灯がグラグラ揺れ点滅し乗員達は皆 最期かと思った様だった。
【聴音士】
「また 来ます 前方 感3 4 5」
ド~ガ~ン ド~ガ~ン ド~ガ~ン
シュルシュルシュルシュルシュルシュルシュ
ル
ド~ガ~ン ド~ガ~ン
【折田】
「おもかじいっぱい! 水中半速 」
シュルシュルシュルシュルシュルシュル
【聴音士】
「感3 4 5 来ます!」
ド~ガ~ン ド~ガ~ン
【折田】
「艦内の損害を報告せよ!」
【機関室】
「浸水微量あり! 機関正常です」
【水雷室】
「浸水あり 現在対処中 他異常無し」
【操舵室】
「浸水あり! 止水中 その他異常無し!」
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