絶対零度の女の子

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俺は一台ずつ自転車を確認するが… うちのステッカーを張っている自転車は見つからなかった… 「無い…みたいだな」 「………」 一条は無言だ、無表情で自転車を無くしたからといって悲しんだり、怒ったり、悔しんだり、といった感情はまるで無い様な顔で日が沈んで暗くなった駐輪場を見ている 「あの…もう暗くなったし…家まで送っていこうか??」 夜の道を女の子1人で歩くのは色々と危ない それに自転車通学だったら徒歩で帰るのはそれなりに距離があるだろう .
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