君の気持ち

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………何? ……………夢? …………いや ……………違う ………寝ぼけてるわ 陸「………もっかい寝よ……」 ピーンポーン 朝八時、いつもと同じ時間にインターホンが鳴り響く 桐原陸(キリハラ リク) 俺は普通の高校生 皆と少し違うところといったら、一人暮らしをしているところくらいだ 陸「誰に説明してんだ?」 自分にノリツッコミ 陸「……よし、もっかい寝よ……」 ピーンポーン ピーンポーン 陸「学校か……」 そう思っても起きる気はない ……ガチャ… えっ?ガチャ? 彩香「起きろ~陸~」 鍵が掛かっているはずのドアから彩香が入ってきた 陸「………なんでいる?」 彩香「僕だから♪ さ、学校行くよ」 こいつは笹原彩香(ササハラ アヤカ) 昔ながらの幼なじみ 女のくせに自分のことを"僕"と呼ぶ。 あとたまに男みたいな喋り方をする 陸「俺、誰に説明してるんだ?」 またノリツッコミをしてしまった 彩香「何いってんだか…… 早く着替えて学校行くよ」 掛け布団を無理矢理取り上げられた 陸「………眠い」 彩香「!………///…は、早く準備しなよ………///」 なぜか彩香が目をそらした
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