束縛

6/39
前へ
/212ページ
次へ
そぅ言われた時 正直に言うと 悲しかった。 会った事もないヒトに 悲しいなんてバカだよね 私は、好きにならない ようにしていたのかも しれない。 そんな、ある日 大志と道端であった。 いつも何時も 大志の右側を 一緒に歩いてた この道。 今は、私は右側には いない。 今は、私じゃない女が 右側にいた。 幸せそうに手を 繋ぎながら。 大志は、直ぐ私に 気がついたけど その手を一瞬強く 握りしめたような 気がした。
/212ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20人が本棚に入れています
本棚に追加