ラム

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相当頭にもアルコールが回った状態で、俺は彼女に近づいた。 輝く目を、ぎろりと俺に向けるだけで、彼女は逃げようとはしなかった。 だから俺は彼女をむんずと掴み、懐に押し込んで部屋に連れ込んだ……連れ帰ったという寸法だ。 ちなみに、その時なめていたのがラムレーズン味だったから、ラムちゃん。我ながらセンスいいネーミングだ。
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