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委員会が終わり家に着く。
「ただいまぁ~!!」
家には誰もいなかった。
「今日の委員会は体育倉庫の片付けだったから、
疲れた~!!」
かなり大変だったため体がクタクタだった。
少し休もうと、制服のままソファーに腰掛ける。
「眠い…………………。」
いつの間にか眠りについてしまった。
――――――――
――――――
―――――
―――
――
「杏子さん……?起きて。」
焔が店番を終わって帰って来た。
「爆睡してる…!起こしたら可哀想か…。」
『…………焔君の声がする。 店番終わったのかなァ…?』
すると、……………………………急に杏子は体が宙に浮くような感覚に襲われる。
驚き、少し目を開けてみると
何と!!!!!
焔君がお姫様抱っこを
していた!!!!
リビングを出て、階段を上がり二階の杏子の部屋に行く。
杏子は驚きの余り、狸寝入りをしている。
『ビッ、ビックリした……!!どうしよ、起きるに起きれないよォ…』
部屋に着き焔は杏子をベッドにゆっくり降ろした。
「お休みなさぃ…………。」
ちゅ!
杏子の額に何か暖かく柔らかいものが軽く触れた。ガチャン……。
焔は静かに杏子の部屋から出て行った。
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