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『焔君先に行っちゃったんだ…。私避けられてる……?』
そうとしか思えず杏子は酷く胸が痛んだ。
寂しさを押さえて1人で学校へと向かった。
教室に着き焔の姿を見た。声をかける事もためらい、すぐさま桃香の元へ走る。
「あッ!!杏子お早う!!大丈夫!!?学校来て平気なの?」
「桃!!お早う……。
桃……どうしよォ~…!!
どうしたらいいの!!?(泣)」
「どうしたの!!?泣きそうな顔して!」
桃香に事情を説明した。
桃香は杏子の話が終わるまで黙って聞いた。
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