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「お~!早い早い!!
もうグラウンドだ♪本当に手のかかる2人だぜ!(笑)」
「本当にね?」
教室の窓から外を眺め、杏子を見守る桃香と宏樹だった。
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『ハァ!……杏子さんいない!結構走ったんだけどな…』
学校を出てから
家までの距離で中間地点まで走り、辺りを見回す焔。
遠くから声が聞こえてきた。周りを見渡し、後ろを振り返ると遠くから誰かが走って来るのが見える。
少しずつ声も姿も大きくなってきた。
走って来たのは杏子だった!
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