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「………………焔君ズルい！
何で私が今日１日言いたかった事先に言っちゃうのォ！！」
「えっ？！それって…」
「焔君が好き！好きなの///！！
…………焔君に避けられて凄くショックだった。保健室の時、好きって言いたかったけど、緊張して言えなかった………。
だから今日、避けられても何でも焔君に私の思い伝えよう！って、頑張ったのに…私が言う前に言われちゃった///！！」
「杏子さん、それって付き合ってもいいって事…………？」
「うん！大好きだよ、焔君♪
よろしくお願いします…///！」
「やったぁ！良かったぁー///！！」
焔は杏子を思いっきり抱き締めた！微笑み合う２人。
「じゃあ、帰りますか？」
「うん///！」
焔は杏子の右手を取り、自分の左手で握った。
手を繋ぐ２人。
いつもの帰り道が違って見えたのは、２人の関係が変わったから。
どこかくすぐったくて心地良い感覚だった。
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