喋る猫

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そこには、扉があった。隙間から光がもれている。 「なんだこれ?なんでこんなとこに?」 「はやく…」 「はぁ…待ってるのは、地獄の鬼か?それとも、天国の天使か?」 ゆっくりとドアノブを回し、扉を開いた。 「お着きか?炭坂凛夜[たんざかりんや]」 待っていたのは、猫だった。
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