第二章

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後ろから海斗の声が聞こえた。   「悪いが、俺はここまでしか付いていけない約束なんだ。 あとは2人で頑張ってくれ。 ドアの世界を救ってくれ…。 頼む…!!」   瞬と慧は海斗に深いお辞儀をして、また前へと進んで行った。   「ねぇ、瞬。 ちょっと遠いけど光が見えない??」   「ほんとだ。 あれがドアの世界なのかな。」   瞬と慧は少し不安になりながらも、1歩ずつ進んで行く…。   「あと少しだから走ろうよ!」   慧は瞬に言った。   「いいぜ!! よーい…どんっ!!」   瞬と慧はこの先何があるのかも分からないのに、ただ目の前にある光へと走って行った。
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