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「ハァハァ…着いたぁ!!」
2人はほぼ同時に到着した。
「…ここが、ドアの世界…。
何も無いぜ…。」
「空が紫色だね…。
それに地面が砂だらけだ…。
あ!俺達洋服が普通になってるよ。」
2人共衣装が普通のTシャツと短パンになっていた。
慧はふと瞬の方を見た。
「ねぇ瞬あのさ、…わっ…!!?足がっ!!」
「どうした慧…っ!!
俺達…飛んでる…??」
瞬も慧もは浮いていた。
翼なんかは生えていない。
「凄~い!!
でも瞬…何で俺達飛んでるの…!?」
「俺だって聞きたいよ。んっ??」
瞬は自分のズボンのポケットに違和感を覚えた。
「何だろ??」
瞬はポケットに手を突っ込んで、何かを取り出してみた。
「鍵…?」
「どこの鍵だろう?
でもその鍵、半分割れてる…。」
瞬の取り出した鍵は半分割れていた。
「もしかして、この鍵ってドアの世界を救う手がかりなんじゃ…?」
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