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(まだ夜中の3時だぞ…??俺がセットした時間にはまだ3時間も早い…。ま、また寝れば普通に目が覚めるだろう。)
そう思った、その時だった!!
ベッドの横にドアを持った知らない男がいるではないか!
(…俺は寝ぼけているのか??)
瞬は何回も目をこすったり、自分の頭を叩いたりしてみた…が男の姿は鮮明で頭も叩きすぎて逆に痛い。
瞬は手元の明かりをつけた。
確かに瞬の目の前には緑のドアを持った、いかにも怪しい男が立っていた。
「呼ばれたから来たぜ。」
男はしゃべった。
「おっ、お前は…誰なんだ?
なぜ俺の部屋にいるんだ!?
というより、なぜドアを持っているんだ!?」
「俺の名は椎名 海斗だ。
ここにいる理由は、お前が俺を呼んだからだ。
このドアは…まぁあれだ。
未知の世界への入口って感じだな。」
「は??
全っ然、訳分かんねーよ!!
誰もお前の事呼んでないし!
未知の世界って何だよ?
そりゃ行ってみたいけど、そんな世界あるわけねーよ!!」
「夜中なんだから静かにしろよ!
誠に失礼ながらお前の日記を読ませてもらった。
どうやら違う世界に行きたいようだな?
」
「人の日記勝手に読むのはよくないぜ!?
まぁ、あったら行きたい。」
すると海斗は微笑を浮かべながら言った。
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