1人が本棚に入れています
本棚に追加
家に帰った花梨は、考えていた。
自分は修一に恋をしている。
けれど、今までずっと一緒に居た澪奈のことが気にかかる。
澪奈が修一に恋をしているかは不明だけれど、出来る事ならば、今のこの関係を壊したくはなかった。
自分が修一に恋をしたことで、三人の関係が崩れてしまう事が怖かった。
だからこそ、どうするべきなのか、花梨は悩んだ。
恋心は否定出来ないが、友情が変になってしまうのも嫌だった。
恋と友情という二つの板に、いつしか挟まれて苦しかった。
最初のコメントを投稿しよう!