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「皆さん、私が担任の西崎です。新入生代表挨拶は入試の時トップだった燈嬢さんと道合くんお願いします」
「はい分かりました」
そう返事した瞬間、
周りの男子達が
近づいて来た
「ねぇ燈嬢さん？彼氏とかいたりする？」
「下の名前なんて言うの？」
「今度の日曜日デートしない？」
男子達は私の周りを囲った
「私は彼氏はいませんわ。名前は麗奈で、日曜日は用事があるので……」
私は質問に一つ一つ丁寧に答えた
そんな中、道合と言う男の所には女子達が集まっていた
「えー、道合くんのお父様弁護士なんだぁ」
「素敵ですわ。他の男子とは比べものにもなりませんわ」
「道合くんの全てが欲しいわ」
なによ、お父様が弁護士だからって騒いじゃって
私の方が凄いですわ
私は道合の方を睨んでいると道合と目があった
その時道合は怪しげに笑った
「……なに？」
私は直ぐに目をそらした
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