ファースト・アラート

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-機動六課隊舎 ロビー- 早朝の朝練を終えた新人達。なのはから新デバイスの話しを受けてロビー集合と言われた。 エリオ「みんな…まだかなぁ…?」 そう漏らしたのは若きライトニング3、エリオ・モンディアル少年だった。 すると、 「…おはよう、エリオ…」 何だか覇気のない声が聞こえた。 エリオが声の方を向く。 エリオ「あ、カズヤさん!おはようございます!」 「おはよう…相変わらず元気だな…」 エリオは苦笑しながら、 「大丈夫ですか…?」 「朝は弱いんだ…心配しないでくれ…」 これでも一応主人公である。 「他の三人は?」 すると、エリオは複雑そうな顔をした。 「…多分、まだシャワー中かと。」 「…女というのは、得てしてそういうのは長いものなのさ。」 半ば察したように遠い目をする和也。 エリオ(…この人、全てを悟っている…!) そんな事を考えていた。
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