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様々なサークルやミニメで現代文の相談を受けるようになりました。そこで、しばらく入試現代文について私の考えを紹介します。
最初に「何故、大学は現代文を出題するのか」。
入試の役割は二つ。「今まできちんと勉強してきたか」「これからの研究生活に耐えられるか」。前者は高校までの学習内容の確認、後者は大学で欲しい人材の確保と言えます。国語の範疇では古典は前者、現代文は後者ですね。
とりわけ、大学での勉強は論文は読む、書くことがメインになる。だから、まずは論文を読み解くチカラが必要。その基礎体力診断とも言えますね。
「読解力不足」が叫ばれるこの世の中、テレビのクイズ番組を観ていると「オマエ、ホントに問題聞いているのか」と唖然としてしまうことがあります。そんなアホにならないために・・・と書くと猛抗議を受けそうですが、はっきり言ってしまいますが常識知らず以前の問題です!常識は後から身につければいい、でも質問と関係ないトンチンカンな返答では怒りしか感じません。かなり脱線しましたが、現代文の必要性を薄々感じで頂ければ幸いです。
次回は読解力不足を解消する方法の話。本格的な学習法はこれからです。
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