「読解力」って何?

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では、具体的なトレーニング法を・・・ ◎ 問題文の音読  過去の経験上、「音読できない」=「内容を把握できない」ことは確信を持って言えます。読み方の上手い人は頭の回転が速い。 ◎ 語彙の増強 語彙が少ないと文が読めないことは英語で経験しているハズです。特に哲学的な用語が出るからそこは将来の大学生として知っておくべき。最近、現代文の用語集が沢山出版されていますから、一冊辞書と共に持って置くべきです。 ◎ 新聞コラムの書き写し  朝日「天声人語」毎日「余録」読売「編集手帳」などのコラムを書き写し、文章の書き方を体感する。毎日しなくてもいいけど、音読に不安を感じる人は2~3週間やってみてください。 ◎ 出題文のマーキング  斎藤孝氏の著作によると、大切だと感じたところは赤、まぁ大切だと感じたら青、へぇ面白いと感じたら緑とマーキングすることで内容把握がしやすくなるそうです。(三色ボールペン活用法)。「大切だ」を二段階に分けることと「へぇ」を入れる工夫は面白いと感じました。 ◎ 内容のメモ化  要約といった難しいモノを想像しないでください。段落ごとに内容の走り書きで、それを矢印で繋げるようなモノでいい。「書く」作業が大切なのです。これは、記述問題対策にもなります。    「センター解説」では私のマーキングとメモをお見せします。
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