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なんとその線は、頭、両腕、両足の無い胴体の形になりつつあったそうです。
こうなると次にどこの家の者が事件に遭うかあらかた予測出来ます。
そこで警察は『光』を見た者は届け出るよう付近の住民に言いました。
やはり線上の家では『光』を見たと言い死んでいく者が現れました。
しかし実は『光』ではなかったのです…。
ある被害者はこう告白しました…
『夜、なぜか目を覚ますとかすかな光が見え、ずっと見ているとだんだん大きな光になるんです。
よく目を凝らして見ると、なにかが光の中でうごめいているんですよ。
その何かはだんだんこちらに近づいてくるんです。
近くにきたそれを見てみると首も足もない血まみれの胴体で肩を左右に動かしながら這ってくるんですよ。
恐くて目を閉じているといつの間にか朝でした。』
と言うのです……
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