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その後もその肉片を見た者は次々と死んでいきました。
そこで次は自分だと思った者が恐ろしさのあまり、加古川市と隣町の間にある鹿島神社という所に御祓いしてもらおうと行くと…
『暗闇の向こうに恐ろしい恨みがあなたを狙っているのが見えます。
御祓いで拭い切れぬ恨みではありません。
唯一あなたを守る手段があるとすれば、夜に肉片が這ってきても絶対に目を閉じず、鹿島さん、鹿島さん、鹿島さんと3回叫んでこの神社の神を呼びなさい。』
と言われました。
その夜やはり肉片は現れました。
しかし恐怖に耐え、目を開いて…
『鹿島さん、鹿島さん、鹿島さん』
と言われた通り3回叫びました。
すると肉片はその男の周りをぐるぐる這いまわった後、消えてしまいました。
しかし、やはり恨みは深く厄介な事に何度もその男のもとに現れたのです。
別の地に引っ越しても……
最後にこの話の厄介な事をもう一つ……
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