1:始業式

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「あー、  いいなあ心音は♪  あんなイケメンが隣で!!」 体育の時間に私の友達の美月(みづき)ちゃんがにやにやしながら話し掛けてきた。 「そうかなぁ・・・  私テンパっちゃうよ」 「まあ心音は  内気だしね。  でもこれでアプローチ  できるからいいじゃなぃ!」 「そんなの私ができるわけ……  って、え!!??  私が谷川くん好きって  なんで知ってるの!!??」 美月ちゃんは しばらく目を丸くしてから お腹をかかえて大爆笑した。 私は ア然とするだけ… 一応授業中だょ美月ちゃん 「心音ォ!!  ばれてないと思ってたの!?  クラスの皆知ってるわよ!  知らないのは谷川碧だけ!」 「………!」 「谷川碧。  かなりの鈍感って同中の子が言ってたからね…!!しかも超天然らしいよ」 開いた口がふさがらないとゆうのは きっとこうゆうことだろう。 あんな クールそうでカッコイイ 谷川くんが鈍感で天然? しかも私の気持ち、 クラスのみんなにバレてたなんて; どうしよう  
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