2:天然

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サッサッ それから私は美月ちゃんの言葉に ただただ驚きながら ぼんやり授業を受けた。 先生の声は 耳を通り抜けていく。 サッサッ 私より前のほうの席の 美月ちゃんがふいに振り向いて、 私にガッツポーズをした。 ………/// なんの合図?? 私にアプローチなんて できないよぉ…; サッサッ さっきからなんの音? 谷川くんのほうから 音が聞こえる。 きになるけど… チラ サッサッ 「……」    
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