2:天然

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谷川くんは クールな顔をして ノートについている シャーペンの線を 手ではらっていた。 じー……。 私がみているのに 気がついたのか、 谷川くんは私にいった。 「あれ…これ髪の毛じゃないのか」 眉間にしわを少し入れている。 「シャーペンの線…  じゃない…かな?あは」 谷川くんは 私の顔をみたまま動かない。 うわ うわ… カッコイイよ! 私の頭はパニックに陥った。 思考停止。 そんなにみないで;  
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