3:交流合唱

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そして 唯一私の苦しみを わかってくれた親友。 紗衣ちゃんは 私の手をとった。 わ 細くて綺麗な指 「心音先輩・・  やっぱりまだピアノ弾けませんか?  私、はやく心音先輩の  ピアノが聴きたいです…」 「紗衣ちゃん…」 紗衣ちゃんの真剣な表情に 私は過去の出来事を おもいだした。 あれは 中3の冬にある合唱祭のこと…  
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