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第三話:日常会話
修一「ただいま~。」
ママ「お帰り。」
修一「今日も学校疲れたよ、中退したら怒るよね?」
ママ「………絶対に許しません!」
修一「だ・よ・ね。大和は部屋に行ってる?」
ママ「さっきご飯食べたから修一の部屋にいるんじゃないの?」
修一「分かった。」
大和「お帰り!」
修一「ただいま。」
大和「何か言うことあるんじゃないのかな?」
修一「えっ?何もないけど。」
大和「今日も飯がキャットフードだったんだよ!」
修一「猫なんだから良いじゃん。」
大和「そうだけど、猫もたまには肉とか人間の食い物食いたいんだよ!」
修一「ママに話ししたら、猫は人間の食べ物食べちゃダメなんだって。病気になるらしいよ。」
大和「マジで!?」
修一「本当だよ。
だからキャットフードで我慢しな。」
大和「分かったよ…。そぉいえば今日、瞳さんと会ったよ。」
修一「また勝手に見に行ったんか!?」
大和「だって、主人の好きな人は見たくなるじゃん。
それに将来は、俺の主人になるかもしれないんだしさ。」
修一「何年後の話ししてんだよ!それに瞳は高崎の事が好きみたいだしさ…。」
大和「そっか…。」
修一「でも、俺には何でも相談できる大和がいるから平気だよ。」
大和「なんでも相談のってやるよ。
だから今度肉をこっそり用意しろよ。」
修一「だから、それはダメだよ。」
ママ「修一、そろそろ寝なさい。」
修一「は~い。」
大和「ニャ~。」
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