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彼女はあれ以来顔を見せようともしない。
自宅に引き籠もって、俺が訪ねても知らん振り…。
こっちは本気で心配してるってのによ…。
流石にこのままでは彼女との仲が崩壊してしまう切っ掛けにもなり得るので、今日こそはこっちから謝って再び曾ての仲を取り戻そうとしている。
俺は今彼女の家の前にいる。
インターホンを鳴らしても彼女は部屋に閉じ籠ったまま。
そこで俺は無理矢理家に入り、彼女の部屋に行く。そしてそのまま土下座だ。
これで許してもらえなかったら別れようとも考えている。
すると彼女は、
「フフ…ちょっと試してみただけ！別にもう全然怒ってないよ！」
だとよ…。
正直ムカッときたが、安心した。
安心しすぎて心臓が止まったじゃないか。
あ…………。
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