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――いつものように並木道を歩いていたら、僕は見てしまった……。
彼女の頬に涙の粒が零れた。
僕は勇気を振り絞り彼女に近づいた。
そんな僕に気づき彼女は僕に涙の訳を話し始めた……。
僕は話しの内容より、僕を見てくれている、僕に話しをしてくれている事に喜びを感じた。
彼女も一通り話したらスッキリしたようで涙を拭きながら
「聞いてくれてありがとう」
と言い残し笑顔で並木道へと歩いて行った。
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