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キミとの出会い……
まだ桜が舞い散る季節だった。
はらはらと桜の花びらが降って来て僕は、はしゃぎすぎてまわりも見えず、
車道に出てしまったんだ。
気付いた時には目の前に車が迫っていた。
キミは自分の身も返りみず僕を助けてくれた……。
幸いキミは、たいした怪我もなく、引かれそうになった僕を抱きしめてくれた。
その時、初めて人の温もりを感じたんだ。
温かった……
心が……
こんなにも人の温もりって幸せを感じるんだね。
あれから一体どれだけの月日がたったのかな。
ねぇ、キミはおぼえてる?
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