馬鹿は一人でたくさんだ❗❗

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時は遡り1000年前…… 天地戦争が勃発、天使族約612億、地上族約615億と、両軍互角の超大規模な戦争が始まった。 極光、純闇と呼ばれる魔術、魔導で両軍無数の被害を出した。 果てしなく続くこの戦、誰もが疲れはてたその時、第三勢力と名乗る者達が現れた。彼らはお互いにこの戦をいかに無駄かと訴え、両国は和平を結んだ。 「………なぁ…」 彼らは古より伝わる伝説の剣で両国家の繁栄を約束し その剣を天と地の狭間に突き刺した。 「……なぁ…おい…」 それから数百年たったある時 時空からの使者 と名乗る者あらわれた。 両国力を合わせるが敵わず。 「だからさぁ…かんけいなくね?おれらと…」 「るせぇ!」 そう怒鳴ると勇者は魔王の頭をむんずと掴み、空高く投げ飛ばした。 ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁ… と魔王の悲鳴が聞こえる。鳥(グリフォン)にでも襲われたのだろう。 それ(魔王)を放っておいて勇者は街を目指した。 ……なぜ俺はあれ(魔王)と一緒に旅をしているんだ?… そう勇者はつくづく後悔した。 遡ること19時間前… 「追いつめたぞ!覚悟しろ!」 「むう…小癪な…」 …確か魔王城(アイツの家)でアイツ(魔王)を追いつめて必殺技を出したんだよな… 「食らえ!奥義!アルティメット・シャァァイン!」 「グオォォォォォッ!」……ええと…それで…魔王が何かやったんだよな… 「グフッ……フフフフフ…ハハハハハ!!」 「な…何がおかしい!?」 「フフフフフ…かかったな勇者よ…」 「!?」 「食らえ…我が最終にて最大最強の奥義、リセットボタン!」 ズドガァァァァァッ!!! 「は!?名前ショボッ!って…うわぁぁぁぁぁっ!」 ……で、今に至る訳だが… 鳥についばまれボロボロになった魔王を掴みあげため息をついた。 あの技のために勇者はF〇やドラ○エで言うLv1になってしまった… そして魔王は…… 「なにするんだぁ!はなしぇ!」 もっとひどくなっていた…。 はっきし言って……………ちっさい……いや言葉使いも子供だ…
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