卵猫
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「卵猫」について。 ある日、娘達に 絵本を読んでいた時のこと。 それは「長靴をはいた猫」 でした。 そのタイトルから、ふと「卵から生まれた猫」という言葉が浮かんだのです。 それだとインパクトが足りないから「卵猫」かな、とか。 そんなことから書き始めた小説ですから、タマが生まれたあたりから先は殆ど構想も曖昧で。 あとはタマと史朗が勝手に話を進めてくれました。
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