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「まぁ、血を吸う時のメリット、デメリットはあるけどね」
「メリット?」
「メリットは血を頂ける事と吸われる側は血が健康的になることね」
「健康的?」
「血の流れが良くなるのよ?疲労回復もあるわね」
「じゃあ、デメリットは何や?」
「デメリットは…歯止めが効かなくなることがあること。
結構我慢してるとヤバいって事よ」
「へ、へ~…」
「以上、ユキノちゃんの吸血鬼講座でした!」
「さっ、勉強勉強」
休憩時間も終わり、また、勉強に取りかかった。
二時間後
「そろそろ終わりにしましょうか」
「「ふぁ~い」」
二人は机に突っ伏した。
「ふふ、彩夏~やればできるじゃな~い」
「もう、あんな事は勘弁です。」
彩夏はあの後も、何回か吸血されていたのだ。
「やっぱり効果ありね
じゃあ、テスト頑張ってね~」
ユキノは部屋から出ていった。
「彩夏、大丈夫?」
「スピ~」
「寝てるし…しょうがないなぁ」
癒依は彩夏に布団をかけてやり、自分も眠りについた。
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