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次の日 テスト当日 「雪乃~朝やで~はよ起きてぇな~」 霜月はユキノを起こした。 「んん~…ふぁ~…おはようございます。 そして、何故ボクの布団の中にいるんですか?」 「別にええやん!」 「はぁ…朝ごはん作るんで離して下さい。」 「むぅ、つれないやっちゃなぁ~」 霜月はしぶしぶユキノから離れた。 「今日は、ご飯と味噌汁と秋刀魚とたくあんにしましょう」 ユキノはエプロンをして、キッチンへ入って行った。 霜月はテーブルを片付ける。 しばらくして 出来た料理をテーブルへ運んだ。 「「いただきます」」 「雪乃、また手ぇあげたな~」 「そうですか?ありがとうございます」 他愛ない話をしながらの食事も終わり。 「ほなウチは朝練やから、先行くな~」 「頑張って下さい」ニッコリ いつものようにユキノがにっこり笑顔を見てから、霜月は部屋を出た。 「ウチは今日もがんばるでぇ―――――!!!」 という叫び声が聴こえたが、いつもの事なので、ユキノはスルーした。
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