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「なんて言う名前ですか?何年生?」
湯船くんがゆっくりとまるであたしをバカにしたように言った。
なんかムカつく…
「栄口です」
「栄口?」
「砂帆です」
「あぁ!砂帆ちゃんね…ペットボトルぶつけてごめんなさい砂帆ちゃん♪」
湯船くんはぱっとまた、サッカー部の集団の中に入っていった。
…………何今の?
何かのチャンスだったの?
……なんであんなにフレンドリーなんだろうか…あの子は(笑)
「さて行くか…」
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