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あたしは恥ずかしくなって顔を背けて、体育館に向けてすごい人ごみの中にダッシュした。
「サホン!どうした?」
「さあ?綿矢さんに会いたくなったの。」
なんて言ってあたしは体育館に入った。
体育館には綿矢さんがマイクの調整をしていた。あたしに気付いた綿矢さんは、ニコッとして壇上を降りた。
「綿矢さんこっち来るよ?」
「えっ?あっ…」
綿矢さんはあたしの所に来たら、あたしの頭を撫でた。
「背伸びたな!髪も…」
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