†ヴォイス†

21/28
前へ
/214ページ
次へ
「響吾、まさか俺との約束破ったりしないよな?」 翔悟さんの笑顔が怖い。 「…………」 響兄ちゃんは、沈黙したままだ。 一体、どんな約束をしたんだか……。 「うわ~。たち悪~」 ボソッと小さな声が、背後から聞こえた。 「お前にだけは、言われたくないな」 「はぁ?失礼な!!」 目の前で翔悟さんと緋月さんが言い争っている。 本当にこの二人、仲がいいのか悪いのかわからないよ……。
/214ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8123人が本棚に入れています
本棚に追加