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～現在～
まさか紗月に
会えるなんてなぁ
ヨシ君蛍乃宮に
何年ぶりかにきたんだし
まあ、そうだな…
私の事忘れるなんて
ｼｮｯｸだな～
…💧
悪かった💧
俺と紗月は神社の
ﾍﾞﾝﾁに腰掛けて話していた
小さい時の面影の残る
笑顔に胸が落ち着かない
そういえば
もう病気は平気なのか？
………。
……？
紗月？
あっ、うん💦
だいぶ良くなったよ
完治はしてないけど。
笑顔で返した紗月だが
どことなく作り笑いみたいで
少し気になった
ふと紗月が立ち上がり
ヨシ君
蛍、見に行こうよ
蛍？
辺りで行われていた
夕涼み会もいつの間にか終わり
時間は午後７時位
体は大丈夫なのか？
うん。
今日は調子いいみたい
それじゃ、行くか
うんっ🎵
神社の石段を下ると
辺りには
『蛍乃宮・蛍祭』
と筆で書かれた提灯が
所々に下がっていた
二人は提灯の薄明かり照らす
道を歩いていった
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