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次の日、俺は押入れから迷彩カラーのボストンバックを引きずりだした。
以前サバイバルゲームを少しやっていたことがある。電動ガンやガスガンなどでやる戦争ゲームだ。
中にはマルイの電動ガンXM177E2、MP5K、そしてハンドガンのクーガー Fが入っている。
俺は銃で奴と戦うことに決めたのである。
「こいつバカだ!」と思うかもしれないがバルサンやゴキジェットで奴を殺すのは卑怯な感じがしたからだ。
早速俺は銃の整備に取りかかった。
整備はまめにしてあったので弾の補充とバッテリーの充電ぐらいだ、だが急速充電噐は友達に貸したままだったので7時間ぐらいかかってしまう。
今回は室内で使用するのでMP5K(以後クルツ)を使う予定だ。
サバゲーに参加しなくなった後も銃が好きな俺はクルツを改造していた。
仕様は東京の北区赤羽のショップに銃を持ち込みし改造してもらい、大阪のショプFから通販でパーツを買って着けたものだ、俺はさらにサイドにポケットを付け8.4Vの1900mAを付けた、俺的にはいい感じで仕上がっていると思う、しかしパワーが上がりすぎてサバゲーにはもう絶対に参加できない仕様だ。
しかし奴を殺すのにレギュレーションは関係ない。
簡単な整備が終わった時だった、奴が現れた!
頭部が半分白い!
間違いない奴だ!
だがクルツのバッテリーはまだ充電中だ、俺はクーガーに手を伸ばした。
あわてて〇リーンガスを入れ、銃口をそっと奴に向けた。
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