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その後―
気まずい雰囲気の中、美佐は自分の席に戻り、そのままホームルームを受け…
そして、1時限目の授業中、わたしは机に突っ伏していた。
「……近藤、お前大丈夫か?」
「先生来たら起こして…寝る」
そう、昨日は一睡もしていない。
幸い、1時限目は自習になった。
頭に何かが触れた。
感触で、撫でられているのだとわかった。
「…櫻井君、何してるの」
「特に意味は無いけど、何となく」
「…」
駄目だ…眠い。
わたしはそのまま睡魔に身を任せ、眠りに落ちていった。
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