尾行

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しばし明るい商店街を通りながら帰るが、そろそろ家に近付き、明るさも少なくなってくる。 『……なぁ、兄貴。…顔見たから殺されるなんてねえよなぁ?? …そんな小説みたいな事あるわけねぇし…』 『ああ。そもそも賽銭泥棒ぐらいで命狙うなんてあるわけねぇぜ! ……辛気臭くなってねぇで、別の事考えようぜ!!』 篤も明るく言った。
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