第1章

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時を遡ること1日前… 「お前の今日のエラーはないわ!」 「あんなもん触っただけでよしとしてくれよ!」 楽しそうに今日の試合内容を語り合いながら砂利ばかりの田舎道を二人が自転車で走っていく。 右側を走っているのが主人公【三波浩也】だ。 左側を走っているのは幼稚園からの付き合いである【大浦裕太】だ。 「ははは…浩也!前見ろ!」 目の前に急に一匹の子猫が脇道から飛び出してきた。 ブレーキでは間に合わないため素早く右にハンドルをきり避けた。 だが…
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