14人が本棚に入れています
本棚に追加
教室に向かい俺たちはカップルだとか噂されてたけどそんなのは気にしない。
『れんーっ､あたし友達できなかったらどーしよー(泣)』
「ま､なんとかなるよ」
ま､とかいいながらも俺だってちょっと不安だったりもする。
社交的じゃないし。
教室に着いて女が紗季にはなしかけていた。
よかったじゃん。内心親のよーに安心する自分。
「よぉ。」
「は？」
あー。
はなしかけてくれたのに「は？」とかいっちゃった。
「俺は､佐々木はやと。よろしくな」
「俺は､碧維蓮。よろしく」
俺からみたら多分普通にかっこいい…と思う。
並みよりモテルだろうなってくらい。
ま､でもチャラそうなのが第一印象。
「はい､すわれー」
担任がＨＲだといいながらみんなが席についていく。
俺の隣は……紗季……？
あぁ､名簿でそうなったんだ。
ぁっ､ぁぃつは？
「後でメアド交換しよーよ♪」
あーいきなりかよ(笑)
『まいがナンパされてる(笑)』
あぁ､そういえばさっき紗季に話し掛けてた子じゃん。
「はいはい､佐々木くどかない」
いきなり注意されてやんの。
最初のコメントを投稿しよう！